2022年10月11・桜ケ丘公園・タイアザミと昆虫


デジカメ: ディジタル一眼 ニコン D7500 TAmRON 28-300mm (35mm換算 42-450mm) GPS付き 手持ちによる

写真数多数枚。


解説は、畔上能力・菱山忠三郎・鳥居恒夫・西田尚道・新井二郎・石井英美: 山渓ポケット図鑑 春の花 夏の花 秋の花 1994 1995 による

昆虫の解説は、中根猛彦・青木淳一・石川良輔: 標準原色図鑑全集 2 昆虫 保育社 1966 による


最終更新日 :  2022.10.23


多摩市は午前晴れ、10.11 (火)


タイアザミと昆虫

キク科アザミ属、高さ1-2mになり、花期はやや遅く、9-11月
葉や総苞片の棘が太くて長く、鋭くとがっている、葉は羽状に切れ込むものが多い


桜ヶ丘公園・もみじ平の下、おもいでの道の北側

ホシホウジャク (星蜂雀)
スズメガ科
日中花に来てせわしげに飛びながら蜜を吸う
ホバリングしながら蜜を吸うところなど、南米の野鳥ハチドリに似ている

これが蛾の仲間だとは、海野和男:デジタルカメラで撮る海野和男写真、ソフトバンククリエイティブ を
図書館で借りて、見るまでは、納得できなかった
我が家で40年以上前に買った、図鑑全集の蝶・蛾の本にも蛾の項にチャンと載っていた


上の写真のトリミング


以下、すべてトリミング










ツマグロヒョウモン
タテハチョウ科
広くふつうに産する、草原にも多いが、平地や丘陵地の道ばたでもよく見られる
♀は前翅の先端に黒紫色の部分があり、その中に白帯がある
桜ヶ丘公園では、あちこちで見られる
羽の痛みのない完全な姿の個体である


これは別の個体である
両羽の先が千切れている


クロアゲハ♂
アゲハチョウ科
尾羽が千切れているが、まっすぐな白い紋はクロアゲハの♂
成虫は種々の花を訪れて蜜を吸う
♂は後ろばねの前縁に白色条がある






イチモンジセセリ
セセリチョウ科
最もふつうに見るセセリチョウの1種である
草花に蜜を求めてやってくる


キンケハラナガツチバチ
ツチバチ科
♂は胸部に淡黄褐色毛を生じ、腹部第1-4背板の後縁の帯紋は濃い黄色





位置図